13.10.2 風景の詳細/空
このページでは、空の色や霧、かすみなどの設定を行います。
なお、空の色は太陽の仰角によっても変わります。とくに、太陽が水平線近くの場合は影響が大きくなります。
したがって、太陽の仰角を調整しながら、空の色を決めて下さい。夕焼けは、太陽の仰角を0度前後にすると自動的にできます。
(1)空空の色と雲の色を決めます。
・空の色(2)霧空が濃い部分の色を設定します。
・散乱色(雲色)
空気によって散乱された空の色です。基本的には雲の色が使われます。
・大気の厚さ
大気の厚さを大きくすると、空の色が薄くなり、地平線近くの遠い空の色の割合が増えていきます。
太陽高度が高くても夕焼けのように赤くなります。・大気の透明度
大気の混濁具合を設定します。混濁度を大きくすると白っぽい空になります。
霧は風景全体をかすませます。
・霧の色(3)遠くをかすませる霧の色を設定します。白以外に設定することで、思わぬ効果が出せます。
・視程
霧によって視界がほとんどなくなる距離を指定します。
距離が近いほど霧が深くなります。・変化率
視程の距離に達するまでの霧の密度の変化を設定します。
[急峻]にすると、手前はほとんど霧がなく、視程の距離の付近で急激に霧が深くなります。[緩やか]にすると、手前の方から徐々に霧が濃くなっていきます。
遠い山は青くかすんで見えます。この効果の設定ができます。
なお、霧との違いは、霧は空も含めた風景全体が霞みますが、[遠くをかすませる]では、空を除いたものがかすんでいきます。また、霧よりも複雑なかすみ方をします。
・視程(4)リセットかすみによって、視界がほとんどなくなる距離を指定します。
距離が近いほどかすみが大きくなります。・変化率
視程の距離に達するまでのかすみの密度の変化を設定します。
[急峻]にすると、手前はほとんどかすみがなく、視程の距離の付近で急激にかすみが大きくなります。[緩やか]にすると、手前の方から徐々にかすみが大きくなっていきます。
空の設定をデフォルトにします。
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