9.2 可視マップの計算(2)
(1)地形データの準備可視マップをカバーする地形データを準備します。(2)計算の準備
必要な地形データは可視マップの中心となる山から、計算したいところまでをカバーするものが必要です。途中が抜けているとそこは海として計算しますので、実際には見えないところが「見える」と判定されることがあります。
国土地理院発行の数値地図250mメッシュ(標高)を使えば通常使う程度の用途には十分です。マニア向けには50mメッシュを使えばさらに計算精度は高くなりますが、計算時間も増大します。
国土地理院の数値地図の他にはUSGSの30秒メッシュ(30 arc-second demdcw)、「フリー数値地図(250m/1km)」でも広範囲をカバーできますが、精度は落ちます。
名前のある山について計算するのであれば、地名データベースを併用すると便利です。(3)計算の設定をする
こうしておくと、山の名前を指定するだけで計算の設定ができますし、できあがった「可視マップ」を表示するときには山名や地名も表示してくれます。マウスを使って地図上の一点を指定して、その地点についての可視マップを計算することもできます。
この場合は地図上の一点を右クリックして、メニューで[可視マップ]-[計算中心]を選択してください。地名のある場合はその場所がフォーカスされるようにマウスを動かしてクリックすれば、地名データベースに基づいた正確な位置が入力できます。
[ツール]-[可視マップ]-[計算の設定]を選択します。(4)指定した部分のみを計算する
計算の中心となる、山の名前、位置、標高を入力します。(2)でマウスで選択した場合は入力の必要はありません。
地名データベースを開いていれば、左下のリストボックスのなかから、該当する山の名前を探せば自動的に位置が書き込まれます。
リストボックスでは、山の名前の先頭の一字(富士山ならば「フ」)に対応するキーを押すと、その位置にジャンプします。つづいて、計算範囲をkm単位で入力します。
最後に計算の精度を決めますが、計算精度の項目の詳細は<こちらをご覧ください。部分計算の場合は必ずここで計算精度を決めてください。
設定がすんだら、OKボタンを押して下さい。
部分的な計算をするには、マウスで計算する範囲を指定します。(5)計算を中止する
あらかじめ[編集]-[選択範囲を決める]メニューで、地図上の計算したい範囲を指定します。つづいて右クリックメニューで[可視マップ]-[計算範囲]を選択します。
このあと計算精度を聞いてきますので指定します。
可視データを開いているときに、すでに計算されている部分があった場合は、その部分も再計算します。
計算を途中で中止するには、[ツール]-[可視マップ]ー[計算の中止]を選択してください。(6)計算結果の保存
中止した場合は、その段階での「可視マップ」を表示します。
計算した結果は「可視ファイル」としてファイルに保存しましょう。
[ファイル]-[上書き保存]-[可視マップ]を選びます。
保存するファイル名(通常は拡張子を .VAM とします)を入力すればOKです。
「可視データ」の収められているファイルの名前には .VAM という拡張子が付いています。
[前のページ] [目次] [次のページ]