8.2 CASIO Satellite Navi との接続
カシミールでは、カシオ製のGPS腕時計『Satellite Navi』から、直接データをダウンロード、またはアップロードできます。
なお、GPS時計とカシミールでは、データ名称が以下のように異なりますのでご注意ください。
GPS時計 カシミール
ランドマーク ウェイポイント トラック ウェイポイント ルート トラック
(1)ダウンロードGPS時計に記録したデータをダウンロードするには、次の手順で行ってください。
(a)RS-232Cの接続GPS時計を充電器にセットして、PCのRS-232Cと接続します。GPS時計に付属のケーブルを使用してください。
(b)GPS時計の設定
GPS時計のメニューから[PC INTERFACE]をセットします。
(c)カシミールの準備
カシミールを立ち上げます。
データ整理のためには、新しいGPSデータベース(GDBファイル)を開くのがベターです。[新規作成]-[GPSファイル]で、新しいGDBファイルを作成します。(d)ダウンロード
[通信]-[GPSからのダウンロード]を選択し、[すべて]、[ウェイポイント]、[ルート]、[トラック]のいずれかを選びます。
機種設定になりますので、[CASIO Satellite Navi]を選択します。機種設定が出ないときは、[通信]-[アップロード/ダウンロードリスト]を選択して、アップロード/ダウンロードリストのウインドウの[機種設定]で変えてください。
通信設定のダイアログが出ますので、COMポートを選択して、[開始]を選択すればダウンロードできます。
なお、GPSエディタからも、[通信]メニューでダウンロードできます。
<オプション>
オプションとして、[GPSの標高データを使う]があります。これをチェックすると、GPSに記録されている標高値をそのまま読み取ります。チェックをはずすと、地形データの標高値に置き換えます。
(e)アップロード/ダウンロード リスト
ダウンロードしたデータはいったん、アップロード/ダウンロードリストに入ります。
ここで、不要なデータや名前の変更を行ってから、カシミールのGPSデータベースに登録することができます。
カシミールのGPSデータベースに登録するには、[カシミールに保存]を選んでください。なお、このウインドウからもアップロード/ダウンロードの操作が可能です。
(2)アップロードGPS時計にデータをアップロードするには、次の手順で行ってください。
ただし、受信機にはいくつか制約があります。ウェイポイント名には、数字と英字、半角カナなどしか使えません。日本語はもちろん、+*といった記号の一部もだめです。
これらのことに注意してアップロードしてください。
(a)RS-232Cの接続GPS時計を充電器にセットして、PCのRS-232Cと接続します。GPS時計に付属のケーブルを使用してください。
(b)GPS時計の設定
GPS時計のメニューから[PC INTERFACE]をセットします。
(c)カシミールの準備
カシミールを立ち上げます。
アップロードするデータが入っているGDBファイル等を開くか、あるいは作成します。(d)アップロード
[編集]-[GPSデータの編集]を選択し、GPSエディタを立ち上げます。
右側のリストから、アップロードするウェイポイント、ルート、トラックを選択し、[通信]-[アップロード予約]-[選択データ]を選択します。
また、地図上から、ウェイポイント、トラック、ルートを右クリックして、[アップロード]を選択してもOKです。(e)アップロード/ダウンロード リスト
アップロードするデータはいったん、アップロード/ダウンロードリストに入ります。
ここで、名前の変更や不要なデータの整理を行ってからアップロードできます。名前の変更は、該当データをクリックすることで行えます。
また、数個以上のデータを選択状態にして(CTRLキーを押しながらクリック)、[一括名前変更]を押すと、名前を一度に変更できます。この場合、地名データと同じものがあれば、地名データの読みからローマ字を自動生成することもできます。[名前の整理]では、同じ位置のウェイポイントを一つの名前にすることができます。名前はウェイポイントの最初に現れたものに置き換えられます。
[機種設定]が[CASIO Satellite Navi]になっていることを確認してください。
以上の作業が終わったら、[アップロード]ボタンを押すとアップロードが開始されます。
通信設定のダイアログが出ますので、COMポートを選択して、[開始]を選択すればアップロードできます。
(3)エラーについてユーザ測地系には対応していません。その他の測地系には対応しています。
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