13.12 地名・GPS・リンクの設定
カシバードでは、地名データベースに基づいて山名・地名を表示することができます。
また、GPSデータベースにより、トラックデータとウェイポイントデータを表示することができます。
(1)地名の設定この設定は、コントロールバーの道標のアイコンのボタンを押すか、[設定]-[地名の設定]で設定できます。
(a)表示する/表示しない(2)操作地名を表示するか、しないかを設定します。
(b)表示レイヤー
地名はそれぞれレイヤーが指定されています。レイヤーの番号が大きいほど重要な地名になります。
[すべてを表示]を指定した場合は、すべての地名を表示します。[レイヤー2以上]を指定した場合は、レイヤー2〜レイヤー5までの地名を表示します。以下同様に、レイヤー5がもっとも地名が少なくなります。(c)ピックアップ表示
CGには地名を表示せず、マウスをCGの山頂付近に近づけたときに、その山の地名を表示します。CGを後で加工するときに便利です。
(d)見えない地名は表示しない
カメラから見えない地点の地名は表示しません。
ヒュベニの距離・方位計算式と、見かけの高さ計算式に基づいて、正確に判定します。
ただし、CGの作成に時間がかかります。
高速性を要求するときはチェックをはずしてください。(e)地名の配置
地名を表示する方法を指定します。
なお、横書きの[斜め]と、[垂直]についてはTrueTypeフォントでないと表示できません。ほかのフォントを指定した場合は、表示がおかしくなることがありますので注意が必要です。(f)背景プレートを表示する
地名の背景にプレートを表示します。
(g)地名の影
背景プレートを表示しないときに、地名に影を付けます。
(h)地名を重ねないように配置する
地名が重ならないように配置します。レイヤーのレベルの高いものから優先して表示して、表示する隙間がなければ表示しません。
(i)フォントの設定
地名のフォントを設定します。
(j)色
[地名背景]は、背景プレートの色を設定します。また、[地名]は地名の文字の色を設定します。
地名の設定をして、撮影を実行すると地名が表示されます。
この状態で、マウスを使って地名を操作することができます。
(a)移動地名をマウスでドラッグすると、地名を移動することができます。ただし、再撮影をすると、地名の位置は元に戻ります。
(b)地名の消去
地名をマウスでクリックすると、地名を消すことができます。再度表示させるには、その地名の山頂にマウスを近づけると地名がポップアップしますので、それをマウスでクリックすれば固定して表示できます。
ピックアップ表示をしているときにも、ポップアップした地名をクリックすれば固定して表示できます。(c)その他の操作
地名を右クリックすると地名に関する操作ができます。
[プロパティ] その地名のプロパティを表示します。
[ジャンプ] その地名へカシバードを移動します。
[前へ] 地名が重なっているときに前に出します。
[奥へ] 地名が重なっているときに奥に送ります。
[削除] その地名を消して、ピックアップ表示にします。
(3)GPSの表示
この設定は、[設定]-[GPSウェイポイントの設定]または[設定]-[GPSトラック/ルートの設定]で設定できます。
(a)ウェイポイントウェイポイントを表示するか、しないかを設定します。
[ピックアップ表示]、[見えない地名を表示しない]の設定は、地名の設定と共通です。また、表示の形式についても、地名の設定と同じスタイルが使用できます。(b)トラック/ルート
トラックデータ、ルートデータの線を表示するか、しないかを設定します。
[リボンで表示]を指定すると、幅のある線で表示します。
[線で表示]を指定すると、各トラックデータのプロパティで設定した線種や線の幅に基づいて表示できます。
色については、各トラックデータのプロパティで設定します。(c)その他の操作
GPSの操作も地名と同じです。
(4)リンクアイコンの表示
この設定は、[設定]-[リンクアイコンの設定]で設定できます。
リンクアイコンを表示するか、しないかを設定します。
[ピックアップ表示]、[見えないポイントを表示しない]の設定は、地名の設定と共通です。また、表示の形式についても、地名の設定と同じスタイルが使用できます。
[前のページ] [目次] [次のページ]