カシミール3D Ver7.00

バージョンアップ情報


Last updated 02.Feb,2002

●オンラインサービスシステムの搭載。

 カシミールにインターネットからいろいろなデータやコンテンツを配信できるシステムです。
 まずは「山と自然の旅」が提供する『山旅倶楽部』地図サービスが開始されます。
 詳しくは、「オンラインサービスの概要」「山旅倶楽部オンライン地図 ご使用の手引き」をご覧ください。
 また、マニュアルの「オンライン機能」もご覧ください。

●地図を開くメニューを一新した。

 カテゴリー分けした過去に開いた地図から選べます。
 新しい地図を開くときは左下の[新しい地図を開く]を押してください。また、従来のメニューも使えます。

●地名やウェイポイント等のドラッグ時に[SHIFT]キーで標高一定機能を追加。

 ドラッグ中に[SHIFT]キーを押せば標高値を変えずに位置だけを変えられます。

●パレットに[地図画像合成用][地図画像合成用(秋)]を追加した。

 地図画像と合成しているときに見やすいパレット設定です。

●地名ファイル,GPSファイル等をドラッグ&ドロップで開けるようにした。

 カシミールへ上記のアイコンをドロップした場合、従来はLMLのアイコンになりましたが、単純にそのファイルを開くように変更しました。

●可視マップの合成機能を[ツール]-[可視マップ]メニューに移動させた。

●検索機能を強化した。

 検索対象とカテゴリなどを選べるようになりました。また、標高での検索もできます。

●ガイド地図に図名を表示するようにした。

 縮尺により20万図名と2万5千図名のどちらかを表示します。

●設定ファイル KASH.INI を Windows フォルダからカシミールのフォルダに移動させた。

 これにより同じマシンで異なるバージョンの混在が可能です。

●[カシバード]太陽の軌跡を表示できるようにした。

 パネルの[太陽]ボタンを押すと軌跡の表示ができます。
 時刻のスライダーを動かすと、リアルタイムに太陽の位置を確認することができます。
 日の出と日の入り時刻付近を拡大して指定できます。
 軌跡は一定間隔で複数描くか、1つのみ描くかの選択ができます。
 軌跡を描画したまま風景を描画するか、クリアするかを選択することができます。
 なお、日の出と日の入の時刻はその地点の標高の影響は考慮していますが、あくまで水平線から昇る・沈むものとしています。

●[GPS]エディタでフォルダの表示・非表示を優先するようにした。

 従来は非表示のフォルダに、表示中のデータを移動させても非表示になりませんでしたが、今バージョンより、フォルダの設定が優先になります。
 ご注意ください。

●[GPS]ウェイポイントでGPS用の名前と備考に対応した。

 GPS でのウェイポイント名と備考をそれぞれ記載することができるようになりました。プロパティで変更できます。
 POTファイルへの出力では Ident, Description を使います。

●[グラフ]3D表示していなくてもGPS再生できるようにした。

 再生ボタン[<][>]を押すと直ちに再生できます。

●[LML]リンクアイコンで地名やGPSのアイコンを使用可にした。

 LMLに記述する際は従来の dIcon に変えて nIcon を使います。
 nIcon=919001 のようにアイコンコードを記載すると該当アイコンを表示できます。デフォルトのアイコンコードについてはマニュアルの[リンクの詳細]をご覧ください。
 なお、自作アイコンの登録コードはマシンによって変わりますので、使用しない方が無難です。

■その他

  • 右クリックに縮尺メニューを追加した。(対応地図の場合に使えます)
  • 右クリックに[新規作成]メニューを追加して一部を移動させた。
  • ズームパネルに縮尺リストを追加した。(対応地図の場合に使えます)
  • ツールバーに[縮尺] [検索]のアイコンを追加した。
  • 地図表示の高速化を行った。2倍以上の高速化。
  • 地図キャッシュの高速化を行った。
  • GPSトラックと断面図の線が拡大表示したときに消える場合があるバグ修正。
  • 地名の標高表示がNMやSMに変換されていなかったバグを修正。
  • デフォルトの湖ファイルで名称が間違っていたものを修正。
  • ウインドウの2分割などで落ちるバグ修正。
  • 湖の新規作成を行うとメモリーリークしていたバグ修正。
  • 湖キャッシュの効きが悪いバグを修正。
  • [カシバード]プレビューに太陽を表示するようにした。
  • [カシバード]『枯れた山肌』の素材を追加した。
  • [カシバード]『南アルプス・春』の風景設定を追加した。
  • [GPS]GARMIN eTrex Venture, Legend, Vista, Camo に対応した。
  • [GPS]GARMIN eMapなどの 10文字ウェイポイント名に対応した。
  • [GPS]ナビゲーション時のトラックの記録をNMEAの時刻で記録するようにした。
     従来、記録はPCの時刻を使用していました。
  • [GPS]地図上でのトラックとウェイポイント表示を高速化した。
     とくに大量のデータがある場合に効果があります。
  • [GPS]WGS84のトラック再生だと位置がズレるバグ修正。
  • [GPS]フォルダのあるGDBファイルを追加するとおかしくなるバグ修正。
     フォルダが消えたりすることがありました。
  • [グラフ]区間情報の標高差が時刻になっているバグ修正。
  • [LML]WGS84のアイコンがずれて表示されるバグ修正。
  • その他、不具合修正多数。

|ホームページへ..|


本ページの画像は国土地理院刊行の数値地図50mメッシュ及び数値地図25000(地図画像)を使用して作成しました.