カシミール・オンライン
スカイビュースケープ・プラグインの使い方

スカイビュースケープ・プラグインの使い方


[次のページ]

■スカイビュースケープ・プラグインとは

 スカイビュースケープ・プラグインはカシミール3Dのオンラインサービス機能に対応した航空写真(空中写真)と衛星写真画像の配信サービスを使うためのプラグインです。
 「デジタル・アース・テクノロジー(株)」が提供する航空写真(空中写真)配信サービス『スカイビュースケープ』に入会されると利用可能になります。
 インターネットから「カシミール3D」上に航空写真(空中写真)と衛星写真が配信されて利用することができます。
 利用可能な航空写真(空中写真)と衛星写真の概要は以下です。

  • ◆航空写真◆
    • 全国約33,000平方kmの都市、都市近郊、山間部航空写真(空中写真)(収録範囲は都市が中心で山頂部や山域の写真はありません)
    • 航空写真(空中写真)解像度:(平面)4m解像度、(3D)1m解像度
    • 撮影年:2000年から2002年(地域によって変わります)

  • ◆2万分の1「山っぷ」(山岳立体地図画像)◆
     また、全国の山岳立体地図画像、
     全国200名山の山岳立体地図画像(+50mメッシュ標高データ付き)「山っぷ」
     が2009/7/1より追加されました。

     「山っぷ」はいままでにない彩色を施すことにより、陰影だけではわかりにくい地形も立体的に見ることができる地形図です。
     日本200名山をカバーしています。

    <整備範囲>
    整備範囲図(pdf)

     この「山岳立体地図画像」は、アジア航測(株)の特許第3670274号「視覚化処理システム、視覚化処理方法、及び視覚化処理プログラム(通称、「赤色立体地図画像」作成プログラム)」実施許諾を得て、国土地理院の基盤地図情報(数値標高モデル10mDEM)を加工した画像に、同院発行の2万5千分の1地形図を重ね合わせて作成したものです。
     「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図及び基盤地図情報を使用しています。(承認番号 平21業使、第68号)」\nこの地図を複製頒布したり、2次著作物を作成したりする場合には、国土地理院の長の承認を得る必要があります。

  • ◆槍ヶ岳−穂高岳の詳細山岳立体地図画像+航空写真◆
     また、特別収録地域として
     槍ヶ岳−穂高岳の詳細山岳立体地図画像(+10mメッシュ標高データ付き)
     槍ヶ岳−穂高岳の航空写真画像(+10mメッシュ標高データ付き)
     が2009/4/1より追加されました。

     「詳細山岳立体地図画像」「山岳立体地図画像」の槍ヶ岳−穂高地域特別版で、5mメッシュにより製作されています。
     「航空写真」は地上解像度約1mの解像度の詳細な写真です。

     この「詳細山岳立体地図画像(槍が岳・穂高岳版)」は、アジア航測(株)の特許第3670274号「視覚化処理システム、視覚化処理方法、及び視覚化処理プログラム」を利用して数値標高データ(DEM)を加工した画像に、国土地理院長の承認(承認番号 平20業使、第299号)を得て同院発行の2万5千分の1地形図を重ね合わせて作成したものです。
    • 数値標高データは、アジア航測(株)が2001年10月24日に航空レーザ計測を実施して得られた5m数値標高データを使用しています。(注:5m標高データが本サービスで使用できるわけではありません。本サービスでは10mメッシュです)
    • 槍が岳・穂高岳の航空写真画像は、上記の航空レーザ計測時に撮影された画像(地上解像度 約1m)です。

  • ◆世界の衛星写真画像+標高データ◆
     また、おまけとして、全世界の衛星写真画像+標高データを使うことができます。
     概要は下記です。
    • 15m/pixel解像度でカバー
    • 標高データは日本は50mメッシュ、その他は90mメッシュ。ただし、北緯60度〜南緯60度の範囲のみで、海岸線や急峻な山岳でデータが正しくない部分があります。
    • おまけなので、スカイビュースケープ会員は追加料金なしで使用可能。
    <整備状況>
    日本付近 2004/07/30 公開済
    全ヨーロッパ 2004/10/22 公開済
    アメリカ・カナダ 2005/4〜6公開中

 なお、詳しい説明はコチラをご覧下さい。

■もくじ


履歴
○Ver 4.5.0 → 4.5.1 (2010/04/30)
・山岳立体地図画像サービス第3弾に対応
○Ver 4.4.1 → 4.5.0 (2009/10/01)
・山岳立体地図画像サービス第2弾に対応
・バグ修正
○Ver 4.3.0 → 4.4.1 (2009/07/01)
・山岳立体地図画像追加対応
○Ver 4.2.0 → 4.3.0 (2009/04/01)
・槍穂高地域追加対応
○Ver 4.1.6 → 4.2.0 (2008/02/13)
・Windows VISTA 対応。
○Ver 4.1.5 → 4.1.6 (2005/05/22)
・試用期間を10日に変更。
○Ver 4.1.4 → 4.1.5 (2005/04/23)
・エリア拡大対応。
○Ver 4.1.3 → 4.1.4 (2005/04/09)
・異常動作の修正。
○Ver 4.1.1 → 4.1.3 (2005/03/20)
・エリア拡大対応。
○Ver 4.1.0 → 4.1.1 (2004/11/14)
・南半球を縮尺に入れた。
○Ver 4.0.0 → 4.1.0 (2004/10/22)
・画像のガンマ補正もできるようにした。
・世界衛星画像がうまく更新されないことがあるバグを修正。
○Ver 3.0.2 → 4.0.0 (2004/07/30)
・世界衛星画像データに対応。
○Ver 3.0.1 → 3.0.2 (2004/04/05)
・地図の下に写真を合成する機能のバグ修正。
○Ver 3.0.0 → 3.0.1 (2004/03/20)
・メッセージの修正。
○Ver 2.0.0 → 3.0.0 (2004/03/20)
・新規の航空写真 13,000kuの追加。
○Ver 1.0.4 → 2.0.0 (2003/10/10)
・カシバードで写真を重ねた時の描画速度を改善した。
・カシバードで写真を重ねる設定を記憶するようにした。
・カシバードで詳細な写真がダウンロードされていない地域は粗い解像度のものでも描画するようにした。
・カシバードで輝度の高い部分で背景が抜ける問題をできるだけ修正した。
・航空写真の画質のダイナミックレンジを改善した。 ・索引地図の画質を改善した。
・索引地図にもコントラスト・明るさの調整が反映されるようにした。
・未収録地域との境界に白いゴミが発生していたのを除去した。
・標高データのみの地図に合成したときに、2倍以上の拡大表示がおかしいバグ修正。
○Ver 1.0.3 → 1.0.4 (2003/10/03)
・縮尺の小さい地図と合成するとリクエストが渋滞してレスポンスが重くなる問題を修正。
○Ver 1.0.2 → 1.0.3 (2003/10/02)
・合成する地図の種類によって写真がずれるバグを修正。
○Ver 1.0.1 → 1.0.2 (2003/09/29)
・コントラスト・明るさの調整をカシバードの場合に適用するかどうかを設定できるようにした。
○Ver 1.0.0 → 1.0.1 (2003/09/28)
・ダイアログパネルの[地図を消す]の表示が押し下げ状態でも変わらないようにした。


[次のページ]

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、 数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第270号)」

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平16総使、第73号)」

Copyright(c) 2009 SUGIMOTO Tomohiko.