1.7 グレースケール
 

 多くのCGソフトでは、標高を256階調のグレースケールで画像にしたものを地形データとして扱っています。
 カシミールでもグレースケールを使うことができます。

(使用法)
 グレースケールを、ビットマップ(BMP)ファイルとして作成してください。[ファイル]-[開く]-[地図]-[グレースケール]を選択して、作成したビットマップファイルを指定してください。つづいて、地図情報の設定画面になりますので、グレースケールの1階調が標高で何メートルになるかを指定します。
 さらに、基底となる最低標高を設定できます。[基底標高]に数値を入れてください。

 また、緯度経度を正確に指定したいときは、左上と右下の位置を決めてください。緯度経度が必要ないときはそのまま[作成]ボタンを押せばOKです。

<ポイント>
 緯度経度を合わせないときでも、緯度の間隔(上と下)、経度の間隔(左と右)は考慮してください。
 この間隔を小さくすると急峻な地形になり、広げるとなだらかな地形になります。同じ高さでも、狭い範囲で凹凸があれば急峻な地形になりますね。
 

複数のグレースケールを連結して使用する

 複数のグレースケールをタイル状につなげて使用できます。

 これについては次ページのビットマップ地図と同じ方法で作成してください。
 


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