13.10.8  風景の詳細/マッピング

 このページではマッピングの設定をします。
 ここでのマッピングは、地形要素のマッピングと異なり、地形全体にかかります。衛星画像などをマッピングすればリアルな画像ができます。
 数値地図25000と50mメッシュなどを組み合わせたMAT地図の場合は、細かい設定をすることなく、自動的にマッピングをすることができます。
 個別に設定するマッピングは4種類まで設定できますので、同時に4つのマッピングをかけることができます。もし同じ場所に複数のマッピングが設定されている場合は、#1、#2、#3、#4の順に優先順位が高くなります。
 バンプマッピングについても同様です。
 

(1)自動的にマッピングする(MAT地図のとき)

 MAT地図(標高データと地図画像を重ねている場合)を使用しているとき、このチェックを付けると自動的にマッピングされます。地図画像をはみ出た部分は標高データのみ描画されます。

<オプション>地図の文字・記号のみを抜き出す
 このチェックを付けると、地図画像(必ずしも数値地図25000でなくてもよい)の白色の部分を透明にしてマッピングします。
 さらに、地図画像が数値地図25000/50000/200000のときは、要素毎に描画するかどうかを設定できます。
 なお、すべてのチェックをはずすことはできません。はずした場合はすべての要素が描かれます。
 地図要素の「ぬけ」が悪いときは、地図画像のサイズを大きく作ってください。

<オプション>遠方はマッピングを省略する
 このチェックを付けると、地図画像の要素を抜き出してマッピングするときに、遠くの地形にはマッピングしません。  マッピングしなくなる距離は視覚的に自動的に決められます。

<オプション>海もマッピングする
 このチェックを付けると、地図画像を使って海もマッピングします。

<オプション>要素にはバンプを付けない
 このチェックを付けると、地図画像の要素のある部分はバンプを使いません。

(2)可視マップをマッピングする

 可視マップを表示しているときにこの設定をチェックすると、可視マップを風景や鳥瞰図にマッピングできます。
 [地図と同色]をクリックすると、カシミールの地図と同じ可視域の色で表示します。カシバードだけ変えたいときは、色のボタンをクリックしてください。

(3)アンチエアリアシングをかける

 テクスチャマッピングを設定しているときに効果があります。
 MIPマッピングを用いて、遠方のマッピングや地面をなめらかに処理します。常に設定しておくと良いです。

(4)α合成

 MATファイルを使った地図で、道路情報がある場合、これをチェックすると、道路などをマッピングします。

(5)マッピング

 マッピング(テクスチャ、バンプ)の編集を行います。
 素材エディタが立ち上がりますので、そのなかで素材を編集します。詳しくはこちらをご覧ください。

 なお、マッピングに使用できる画像は、256色BMP形式か、24ビットBMP形式です。

<オプション>テクスチャをMAT地図の下に貼り付ける
 このチェックを付けると、テクスチャを地図画像(必ずしも数値地図25000でなくてもよい)の下に貼り付けます。
 標高データのみの地図の場合には意味がありません。標高データと地図画像を合成している場合に使えるオプションです。
 

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