Kashmir Station
Last updated May.05,1998.
カシミール Ver4.65 のバージョンアップ情報
今回もバグの修正と動作の改良が中心です。新機能はVer5以降に盛り込む予定です。
- キャッシュの不具合を修正
- [縦横比を補正する]の設定をしたときに、地図の表示が北にずれるバグ修正
- 一部のマシンでカシミールが立ち上がらなくなるバグ修正
- アイコン化したときに右クリックで落ちるバグ修正
- ダイアログで経度にカーソルが合うのを緯度に合うように修正
- 緯度経度のエディットボックスでカーソルキーを使えるようにした
- ガイドのマウス位置の標高表示を補間計算処理したものに変更
従来は右クリックの標高表示とガイドの標高表示の意味が異なっていたのを同一にした。これによりマウスをクリックしなくても補間計算された標高値を見られる。
カシミール Ver4.64 のバージョンアップ情報
バグの修正を中心にした改良です。
なお、このバージョンでとくに致命的なバグが無ければ、Ver4.xシリーズの最終バージョンになる予定です。次はVer5.0をβリリースの予定です。βテストもよろしくお願いします.
- [POINT]タブの距離、方位表示を、断面図指定や可視マップ位置指定時にも有効になるようにした
- マウスの右クリックで表示される高度がずれているバグ修正
- アップデートした場合にキャッシュが効かなくなるバグ修正
- 検索ダイアログをリサイズしたときに中身がリサイズしないバグ修正
- GPSの軌跡が表示されないバグ修正
- 山名データ(Yamadb.ndb)で池口岳の緯度が間違えているのを修正
カシミール Ver4.63 のバージョンアップ情報
バグフィックスとキャッシュの改良を行いました。
- 表示キャッシュアルゴリズムの改良。さらに快適に動作するように改良した
- 「開いているファイルが多すぎる」というエラーの出るバグ修正
- 256色ビデオモードで可視マップ表示がおかしくなるバグ修正
- 可視マップの合成をしようとするとエラーが出るバグ修正
- 可視マップの位置がずれるバグ修正
カシミール Ver4.62 のバージョンアップ情報
地名やGPSデータ表示高速化や、不具合修正など、基本性能の向上を行いました.
- 地名、GPSウェイポイント表示の高速化
とくに大量のデータがあるときに効果が大きい。
- 県境、GPSトラックデータ表示の高速化
とくにトラックデータの表示が遅いためにGPSナビが反応しなくなる現象に効果がある。
- 可視マップに半透明表示をサポート
市販CD-ROM地図と重ねると可視域の地図もよくわかる。
- 表示設定のレイアウト変更
カラー設定についてはフルカラー設定を可能にした。また[可視マップ]のタブを追加。
- ルート作成機能の追加
右クリックから直接ルート(GPSトラックデータ)を作成できる。従来のように断面図から変換しなくてもよくなった。
- ガイド地図の作り直し
ガイドの世界地図が汚かったので作り直した。
- カシバードの雲の生成に縦横比と大きさのパラメータを追加
縦横比を変えることで絹雲などの細長い雲を表現できる。大きさを変えることで、雲の解像度やパターンを変えることができる。
- カシバードで海岸線付近に幾何学パターンの出る不具合修正
- 可視マップの一部が表示されないバグ修正
- GTOPO30を読むと緯度経度がずれるバグと表示のバグ修正
- 1/16倍表示で地名等がずれるバグ修正
- 特定の状況でキャッシュが効かなくなるバグ修正
- 作業中のインターフェイスの改良
作業中にできるだけ進行状況を出すようにした。
- カシバードなどで印刷ができない不具合を修正
- その他の細かいバグ修正
カシミール Ver4.61 のバージョンアップ情報
雲のストックができるようになったほか、USGSなどのGTOPO30の複数読み込み、CD-ROM読み込みに対応。他に不具合修正などです。
- MAT地図を読むと表示がおかしくなるバグ修正。
- 4倍以上の地図表示で地名が右上にずれる不具合を修正。
- GOPO30の地図データ(CD-ROMを含む)に正式対応。
USGSなどの出しているGTOPO30の地図データを読み込んだ場合、同一フォルダの地図を同時に読み込むことができる。また、正規CD-ROMの場合は同一CD-ROMの地図をすべて同時に読み込む。ただし、南極のデータには未対応。
また、世界すべてをスクロール可能(南極を除く)。
- 断面図の俯角がラジアンになっていたバグ修正。
- カシバードを最大10%高速化。
- カシバードで[遠くを青くかすませる]を使用すると高い山が暗くなる不具合修正。
- カシバードで作成した雲をストックできるようになった。
- カシバードのシーンエディタで試し書きすると落ちるバグ修正。
- スカイバードの高度一定キーが使用できないバグを修正。
- その他の細かいバグ修正。
カシミール Ver4.6 のバージョンアップ情報
雲の品質を大幅に改良したほか、空の改良、検索機能の搭載、ガイドの改良、CD-ROMの合成機能、スカイバードの操作性改良などでパワーアップしました。
- 地図のスクロール範囲を拡大
50mメッシュ日本IIIなどで一部の表示ができないなど、スクロール域が
狭かったのを20倍に拡大。面積比で400倍の地域を一度にスクロールできる
ようにした。
- 可視マップファイル(.vam)のファイル構造の変更
上記により可視マップファイルの構造が変更になった。
Ver4.6 では過去のバージョンのデータは読めるが、以前のバージョンでは Ver4.6 で出力した可視マップファイルは読めない。
- ガイド地図の操作方法を改善
ガイド地図をドラッグ&ドロップ方式にした。また、ドラッグしたまま
地図の境界に持って行けば自動スクロールする。従来は縮尺が小さく使い
にくかったので改良。
- 図名(2万5千図名)表示を可能にした
ダイアログバーの緯度経度を常時表示とし、[Point]メニューにマウス位
置の図名(2万5千図名)を表示するようにした。
- 検索機能の搭載
[編集]-[検索] に検索機能を搭載した。
キーワードを入力するとそのキーワード含む、地名、図名(2万5千図名)、
湖名、GPSデータタイトル、リンクアイコンを検索でき、検索結果は右クリ
ックで各種操作が可能。
またダブルクリックで、ジャンプまたは実行が可能。
- 地形表現に光の方向を選択可能にした
[表示]-[表示の設定]の[地形表現]で、レリーフの光を当てる方向を選択
できるようにした。
- 地図の圧縮に50mメッシュCD−ROMを統合するモードを追加
日本IIと日本IIIを統合することが可能。
日本IIと日本IIIを結合すると330Mbytes程度になる。
- 地図の圧縮を高速化
CD−ROMからの地図の圧縮速度を早くした。
- すべてのキャッシュアルゴリズムの最適化
地図キャッシュ等のヒット率を90%以上に最適化して高速化を行った。
- カシバードで空の色の付け方を変更
従来は散乱層の厚さが厚く設定しすぎていて水蒸気の多い空だったのを改良した。
- カシバードで雲の品質を大幅に改良した
新しいアルゴリズムを投入して雲のリアリティを大幅アップした。
これにより従来の雲は使用できなくなった。新しく雲エディタを搭載し
好みの雲を簡単に作成できるようにした。
当面 cloud フォルダは使用しない。
- カシバードで雲を5層まで使用可能にした
雲を5層まで描画できるようになった。たとえば、1層は地面に這わせ
霧として使用し、1層は雲海、1層は低層雲、1層は高層雲、などといっ
た多彩な使い方が可能。雲の種類は独立に変更可能。
- カシバードで雲海の雲の高度がおかしいバグを修正
雲海にしたときに手前の雲の高度が異常に低くなる不具合を修正。
- カシバードで雲と地面の接触部分の処理を考慮
雲海にしたときに雲と山などの境界がはっきりする不具合をなくした。
- カシバードで緯度の高い地点の雲が狭い範囲にしか表示されないバグを修正
- カシバードのスムーズ表示、リアルタイムプレビュー、確認表示を高速化
従来比1.5倍程度高速化。
- カシバードの高さ強調を1倍以外にしたときの気差の影響がおかしいバグ修正
- カシバードの標準添付シーンファイルを修正
雲の変更によりすべて修正した。
- カシバードのGPSデータ表示をカシミールに連動するようにした
カシミール側で表示されていないときはカシバードでも表示されない方
が混乱しないので。
- スカイバードでユーザテクスチャマッピングが指定されているときに、テクチャがメモリを圧迫する不具合修正
- スカイバードで風景を切り替えたときに空の色が変わらないバグ修正
- スカイバードで2倍以上の再生時にバンク角がおかしくなるバグ修正
- スカイバードで画面解像度のステップを1つ増やす
- スカイバードで上昇下降の動作を変更
マウス中央で水平飛行になるようにした。
- スカイバードで地面の下に潜るバグを修正
地面と接触したら地面に沿って飛行するようにした。
- GPS再生時のカシバードのウインドウ位置が記憶されないバグ修正
- GPSナビ、再生時のカシバードのダイアログバーの初期設定変更
デフォルトでコントロールバーを表示しないようにした。
- パレットファイルに[パステル]と[淡色系]を追加
カシミール Ver4.51 のバージョンアップ情報
スカイバードに3D風景の中を自在に動き回れるスカイウォーク機能を搭載したほか、バグフィックスもしています。
- スカイバードにウォークスルー機能を搭載した。
スカイウォークモードによって、3D風景の中を自在に歩き回れる。
操作方法はVRMLブラウザに準拠。
- スカイバードのフライト時のバンク角の計算式を修正。
- スカイバードのフライト再生に「ドライブ」モードを追加。
- スカイバードで地形切り換え時にページ違反で落ちるバグ修正。
- スカイバードの起動時に直ちに起動できるようにした。
- スカイバードの起動時のバグ修正。風景が選択されないバグ修正。
- カシバードのシーン編集で、コントラストとブライトの効果がおかしいバグ修正
コントラスト、ブライトをいじると赤くなるバグと、コントラストを大きくしても頭打ちになる不具合修正。
- カシバードで主要な地名以外もピックアップ表示で表示可能にした。
- GPSデータのWPT読み込みがWGS-84になってしまうバグ修正。
- 4倍以上の拡大時に湖が南西に1メッシュ分ずれるバグ修正。
- その他細かいバグ修正。
カシミール Ver4.5 のバージョンアップ情報
リアルタイム3Dの楽しめる「スカイバード」を搭載したほか、カシバードや断面図の機能充実をはかっています。
- 数値地図50mメッシュCD−ROM・日本IIIに対応した。
- 複数のCD-ROMドライブに対応。
複数のCD-ROMドライブが接続されていても数値地図を認識するようにした。
また、複数の数値地図CD-ROMがドライブに入っていても選択できるようにした。
- レリーフ段彩図に10m,20m,50mを追加した。
- 断面図の色分け表示をグラデーションにした。
- 断面図に基準標高を設定できるようにした。
表示の最低標高を任意に変更できるようになった。[設定]メニューで行う。
- 圧縮地図の範囲設定を緯度経度でできるようにした。
- スカイバード(OpenGL対応)を搭載した。
スカイバードは3Dの地形の上をリアルタイムにフライトできる各種機
能を搭載したウインドウ。
スカイバードで実現できる機能には以下のものがある。
- フライトシミュレータ
フルテクスチャマッピングされた地形の上を、マウスを操縦桿代わりに
自由にフライトできる。風景はカシバードと共通のシーンファイルを利用
でき、オリジナルのテクスチャマッピングの設定も可能。
また、フライトは記録できますので、自分の記録を再生してみることも可能。
- ぐりぐりビューア
地図上の指定したポイントを中心に、地形をプラモデルのようにマウス
でぐりぐり回して見られる機能。特定の地形をゆっくり観察できる。
- フライト記録再生
従来カシバードで行っていたGPSデータに基づくフライト記録の再生機能。
スカイバードのフライトシミュレータのフライトもGPSデータとして
記録できますので再生が可能。
- カシバードの空の色合いを修正。
遠方の空を白く明るくして青い成分を多くした。
- カシバードの[遠くを青くかすませる]の効果を修正。
- カシバードの地名を消したり表示したりできるようになった。
カシバードの地名を左クリックすることで地名を消せる。また、消えた
地名はピックアップ表示になるので、山頂付近にマウスを持っていけばポ
ップアップする。ポップアップした地名を左クリックすれば表示を固定できる。
- カシバードの描画中の進行状況表示をステータスバーに移動した。
- カシバードのフライト関係の機能を廃止した。
スカイバードに移行したために廃止した。
- カシバードのテクスチャマッピングの緯度経度指定の際のバグの修正。
- カシバードで自分の地名が表示される不具合を修正。
- カシバードの風景詳細設定の太陽の方位設定が90度ずれて表示されるバグを修正。
- 地名が全く表示されなくなるバグを修正。
- ガイド表示が県境表示に連動しているバグを修正。
- その他バグの修正。
カシミール Ver4.41 のバージョンアップ情報
湖のあふれ対策や気差の効果がカシバードに現れないバグなどの修正を行いました。
- カシバードで気差の影響が反映されていないバグを修正。
地球半径の倍数を変えても沈み込みが起きないバグ等。
- 地名データ(.NDB)ファイルからの地名追加をできるようにした。
[ファイル]-[地名データからの追加] を選択します。同位置の地名に対
する処理法について設定をしたあと、OKを押すと地名を追加する。
- 地名表示で自動選択のときに地名が途切れたりポップアップしない不具合を修正。
- やまおたくデータからの地名追加時に同名の処理がおかしいバグを修正。
場合によっては地名データがおかしくなり、カシミールが落ちるバグも修正。
- 湖の注水アルゴリズムを変更して注水できる範囲を広げた。
従来は琵琶湖などの広い湖ではたくさんの注水点が必要だったが、注水
点を少なくできるようになった。これにより琵琶湖の注水点を減らした。
- 湖データのあふれ対策を行った。
湖があふれた場合に湖を作成しないようにした。特にUSGS30秒メッシュなどで効果あり。
- 湖データを閉じた後に、地形の色がおかしくなるバグを修正。
- カシバードで、カメラの設定等が保存されないバグ修正。
- 可視マップ計算の範囲設定で、右クリックでキャンセルできるようにした。
- 断面図の範囲指定中にカーソルキーで地図をスクロールすると、ラバーバンドの残骸が残るバグ修正。
- 各種範囲指定のラバーバンドで、残骸が残るバグ修正。
- GPSのステータス表示をダイアログバーに統合した。
- 一部のNMEA機器で、測位できているのに測位できないとの表示がでる不具合を修正。
- GPSのウェイポイントの記録をSPACEキーにアサイン。その他のアクセラレータキーも若干増やす。
- 断面図で遠距離の場合に見通し線が途中で止まる不具合を修正。
カシミール Ver4.4 のバージョンアップ情報
4.31でたくさんのバグ情報をいただきました。
また、カシバードの描画品質を向上させたほか、シーンの設定もしやすくなりました。
- リアルタイムプレビューのコントラストをあげた。
- カシバードの風景描画アルゴリズムを変更し、より自然な風景を描けるようにした。
- カシバードの風景設定インターフェイスを変更
風景、カメラ、地名のダイアログを1つにまとめ、シーンエディタを
[詳細設定]ボタンで立ち上がるようにした。
また、シーンエディタの地表インターフェイスを変更して、より簡単
にシーンをいじれるようにした。
- カシバードの標準添付シーンを追加
ハイマツの山々
火山
残照
残雪の山々
秋の朝靄
秋の夕焼け
初秋の新雪
晩秋の南ア
森の山々
- GPSナビゲーションの3D表示で地名を表示できるようにした。
地名はカシバードと同じように縦書き、横書き、見えない地名を表示
しないなどの設定が変更可能。変更はカシバードと同じ方法でOK。
- GPSナビゲーションの3Dウインドウ関係の設定を保存するように変更
- 湖の表示がおかしくなるバグを修正
湖が市松模様になったり、表示されなかったりするバグを修正した。
- 地図の圧縮で、ジャンプに登録したときにジャンプ先の緯度経度がおかしいバグを修正。
- 地図の圧縮で、湖データがロードされていると、湖の部分の標高が湖面標高に置き換わってしまう不具合を修正。
- 湖の位置修正。数カ所。および数件追加。JAPAN.LAKは変更になっている。
- 緯線・経線が4倍表示以上で複数表示されるバグ修正。
- カシバードの風景設定で、太陽の方向を[地図の方位に合わせる]にしても、カメラの向きによって空の色が変わってしまうバグ修正。
- -1の標高でカシバードが立ち上がらないバグを修正。
- 地名の位置が鹿島槍ヶ岳など一部のものでずれて表示されるバグ修正。
- リアルタイムプレビューと撮影とで、位置ズレが生じるバグ修正。
カシミール Ver4.31 のバージョンアップ情報
9/8に公開したバージョンで一部致命的バグが見つかったため、Ver4.31にバージョンアップしました。公開は9/10より行います。
バグ報告をいただいた高梨さんに感謝いたします.
- 緯線・経線の間隔を独立に、かつ任意に設定できるようにした。
- カシバードの地名設定ダイアログが出ないバグを修正.
- 地図の拡大・縮小のラバーバンドを地図の外に出してスクロールすると、ラバーバンドがずれるバグを修正。
- 地図の拡大・縮小、可視計算範囲の設定、圧縮地図の領域設定中に、カーソルキーで地図を動かすと、ラバーバンドがおかしくなるバグを修正。
カシミール Ver4.3 のバージョンアップ情報
- 可視マップの計算中の表示を変更
可視マップの計算中に、計算済みの部分を地図上に表示できるようにし
た。計算中も地図を見ることができる。
- 可視マップ計算の高速化
湖データを開いているときに可視マップの計算を行うと、計算速度が低
下する不具合を修正した。
- 可視マップの50mメッシュへの完全対応
可視マップを50mメッシュで作成、表示するさいに、広範囲のデータ
が扱えなっかた不具合を修正した。ただし、300km程度の可視マップ
を表示するには32MB程度のメモリが別途必要となる。
- 可視マップ作成のバグ修正
可視マップの作成で、計算対象の地点に近い部分がすべて見えると計算
されてしまうバグを修正した。このバグはVer4.0より発生していた。
- 測地系の導入
GPSデータ等を正しく表示するために地図の測地系を設定できるよう
にした。[表示]-[測地系の設定]で設定でき、TOKYO,WGS-84 の2種類を選
択できる。
測地系の選択が影響するのは、地名とGPSデータのみである。
- 地名データの測地系への対応
地名データに測地系の属性を追加した。
指定した緯度経度が、どの測地系のものかを指定することのより、正し
く地図上に表示できる。
- パレットファイルの編集を可能にした
パレットの編集機能を[表示]-[パレット選択]に追加した。
これに伴って、.PAL ファイルをPALフォルダに移動した。
- 断面図の線の色を変更可能にした
断面図ウインドウの[設定]メニューで変更できる。
- 各データベースに[名前を変えて保存]の機能を追加
地名、湖、GPS、可視マップのデータベースの保存に[名前を変えて
保存]のメニューを追加した。メニューは[ファイル]メニューとコンポーザ
に追加した。
- GPS受信機によるナビゲーション機能を追加
通信ポートに接続したGPS受信機により現在位置の表示と3D表示を
可能にした。対応受信機は以下の通り。
・NMEA-0183 対応機器 (MAGELLAN, GARMIN, Panasonic)
・SONY IPSシリーズ, PACY-CNV10
ナビゲーションを開始するには[通信]-[GPSナビゲーションの開始]を選択する。
- GPSデータベースの編集機能を充実
GPSデータの編集機能として[編集]-[GPSトラックデータの一覧]と[編集]-[
GPSウェイポイントの一覧]を追加して、おのおの各データのプロパティを編集で
きるようにした。
- GPSのGARMINデータ読み込み時のチェック機能を追加
GARMIN社のGPSで取得したデータファイルである、TRK,WPTのデータ
ファイルをGPSデータベースに読み込む際に、同じ位置の同じ名前のデ
ータがあったときに読み込むかどうかを問い合わせる機能を追加した。
- 地図の圧縮が可能に
読み込んだ地図を圧縮して出力できるようになった。圧縮は地図の任意
の部分を指定できるので、モバイルPC等で使うときにも有効。また、圧
縮することで地図の表示速度も向上する。
ただしメッシュファイルには圧縮効果はない。
- 地図情報の設定方法を変更
ビットマップ地図などの緯度経度を設定する地図情報の設定方法を、左
上の緯度経度と右下の緯度経度を指定する方法に変更した。1メッシュあ
たりの緯度経度を設定するのはわかりずらいので廃止。
また、[編集]-[地図情報の変更]を新設。
- リンク一覧とGPSトラックデータ一覧のダイアログにメニュー追加
従来のマウスの右クリックによるメニューのほかに、通常のメニューも
追加した。機能は同じ。
- リアルタイムプレビューの設定を追加
カシバードのリアルタイムプレビューに、地形をどの程度詳しくプレビ
ューするかなどの設定ができるようにした。コントロールバーまたは[設定
]メニューで可能。
- GPSデータの測地系(DATUM)の厳密化
GPSデータのDATUMを厳密に管理するようにした。このため従来のGP
Sデータベースに記録されたデータのDATUMが認識できないため、ずれて表
示されることがある。
このような場合は、オリジナルのTRK,WPTファイルを再度読み込めばOK。
- カシバードでフライト中にカメラの方向を変えられるようにした
カシバードでフライト中にコンパスのドラッグ等でカメラの方向を変え
ることが可能。車窓風景などを楽しめる。
- カシバードのGPS関係の表示スイッチをカシミールと分離した
カシバードのGPSトラックデータと、ウェイポイントの表示スイッチ
の設定をカシバードの[設定]-[地名・GPSの設定]に追加した。
従来はカシミールの設定と一緒になっていたのでわかりにくかった。
- カシバードの「見えない地名を精密に判定する」の設定を廃止
計算を高速に行うための機能だったが、それほど大きな効果がないのと
高速に行うならば地名表示をOFFにしたほうが効果が大きいので、廃止する。
- カシバードが不正な処理で落ちるバグを修正
- 4倍以上の地図表示で縦横に線上のゴミが表示される不具合を修正
- ルートデータベースの名称をGPSデータベースに変更
ルートデータベースの名称をGPSデータベースに変更した。内容に変
更はないが、よりわかりやすい名称にした。
- ドラッグ&ドロップのバグ修正
リンクをするためにアイコンをカシミールにドラッグ&ドロップすると
リンクできないバグを修正した。ドラッグ&ドロップによりリンク可能。
- カシバードの描画のバグを修正
カシバードで撮影中にカシバードの描画が他のウインドウ等に描画され
てしまうことがあるバグを修正。
- 緯度経度がマイナス時の不具合修正
西経や南緯など緯度経度がマイナスの場合に湖作成や地名作成を行うと
位置がおかしくなるバグを修正。
- フライトの不具合を修正
フライトでフライト設定で、地形表現を細かくするとおかしな地形が描
かれるバグを修正した。
カシミール Ver4.2 のバージョンアップ情報
- 湖の注水方法、キャッシュの改良
湖の注水する時間が50mメッシュなどを使うとバカにならないので、
必要な部分のみを注水するように変更した。また、キャッシュについても
湖データを修正してもできるだけ再利用できるようにして、再注水する
可能性を低くした。
- 可視マップの3D表示に対応
可視マップをカシバードでマッピングして表示できるようになった。
これで、可視マップを3D表示できる。
使い方は可視マップを地図上に読み込むか、新たに計算して表示させ
る。その後カシバードを立ち上げて、[設定]-[風景の設定]を選択し、[
マッピング]のタブで[可視マップをマッピングする]をチェックして「撮
影」すればOK。可視域の色は地図と同じ色のほかに独自色も設定でき
る。
なお、[(高速)標高色分け・ポリゴン]のシーンではマッピングできない。
- 可視マップの「表示ズレ」バグの修正
既存の可視マップを表示させると大きく東にずれて表示されるバグを
修正した。
- 断面図の保存とコピー機能、ルート反転を搭載
断面図のBMPへの保存とクリップボードへのコピーを可能にした。
また、[編集]-[左右反転]で、断面図の表示を左右逆にできる。
- シーン編集のバグ修正
シーン編集で、保存したシーンの名前がコントロールバーに表示され
ないバグや複数のカシバードを立ち上げているときに、編集結果が他の
カシバードのシーンに反映されないバグを修正。
- カシバードのGPSデータ表示の改良
カシバードでGPSデータを表示するかどうかは、カシミールのGP
Sデータの表示ON/OFFに連動するようにした。
- 雲の処理を修正
地上から高い位置から見下ろした雲海が薄くなる問題を修正。雲の濃
さのパラメータを修正。
- 地名データの修正
- 湖データの追加
カシミール Ver4.1 のバグ情報
現在のところ以下のバグが見つかっています。
早急にVer4.2を出したいと考えています。
- 可視マップが東にずれる
旧来の可視マップを表示させると東に大きくずれて表示されてしまいます。
新たな可視マップの計算では問題ありません。
- 地名の間違い
地名データの誤りがいくつか見つかりました。また不要な文字が混入していました。
Ver4.1 の概要
カシミールNEXT Ver4.1 を現在製作中です。
固まりつつあるVer4.1の概要をお知らせします。随時、加筆していきます。
- カシバードで裏側を撮影しないモード
カシバードで地形の裏側を撮影しないモードを追加しました。
これにより最大2倍程度の撮影速度の向上が可能です。
- 地図表現にレリーフ段彩図を追加
これまで地図の表示方法はレリーフと段彩図だけでしたが、レリーフ段彩図が
新たに追加されます。レリーフ表現の段彩図で等高線がよく確認できます。
これらの設定はダイアログバーからも可能になります。
- 断面図機能を大幅に強化
断面図機能を大幅に強化して、マウスでトレースしたルートに沿っての断面図も
表示できるようになります。また、各種画面設定も可能になります。
- カシバードの描画速度改善
カシバードの描画速度を20%程度改善しました。
- DirectDraw に対応
カシバードのフライト時にDirectDrawに対応しました。Direct-Xをインストールしてあればフレームレートがよくなります。Direct3Dではないのでそれほどメリットはありませんが..
- TRK,WPTデータのLMLアイコン対応
TRK,WPTデータについても、地図上に張り付けることができます。従来のようにLML
コマンドで呼び出す必要がなくなりました。
- 断面図に各種情報を表示
断面図グラフの表示に距離、方位、標高差、俯角などの情報を表示するようにしました。
- グレースケールの各種対応
グレースケールデータの基底標高を設定できるようになります。
また、VistaProなどからの出力したグレースケールも直接読み込むことができます。
この場合、地図情報の設定で[色を無視する]をチェックします.
- USGS30秒メッシュのフィートへ対応
旧USGS30秒メッシュのフィートで作られたデータを表示できるようにしました。
地図情報の設定を変えます。
- 待望の湖をサポート
いままで、要望が多くなかなか実現できなかった湖の表示をサポートします。
カシミール、カシバードともに湖を描画できます。湖のデータは地名データと同じ
ようなテキスト形式で、緯度経度と湖面標高を指定すると、その位置から注水をはじめて水が湖面標高になるように湖を作成します。ですから、湖を作成するには、あたかも
地形に水を垂らすような感覚で好きな位置にでも湖を自由に作成できます。
- シーンデータの編集を変更
シーンデータの編集方法を一部変更して、ファイル名を直接操作しなくてもすむようになりました。より簡単にシーンを扱うことができます。
USGS30秒メッシュは従来通り使えます
USGSがFTPで頒布している30秒メッシュデータですが、ファイル構成等が変更されているものの、従来通りカシミールで使えることがわかりました。
詳しくはこちらをご覧ください。
お騒がせしました_(..)_
カシミールNEXT Ver4.0提供中
待望の3D強化版のカシミールNEXTがようやく完成しました。
こちらでダウンロードができます。
β版からの変更点の目玉は以下の通りです
- よりリアルなカシバード
カシバードの描画方法をβ版からかなり変更しました。β版では遠景でドットが粗くなって見苦しくなったり、超近景で地面ががたついたり模様が粗くなっていました。リリース版では250mメッシュを使ってもリアリティのある画像を作れます。
また、遠くを霞ませる機能や、雲の形や生成を変える機能も搭載しました。
マッピングではMIPマップによるアンチエアリアス機能も搭載しましたので、遠景でドットが目立つことがありません。
- 3種類のカメラを搭載
カシバードに3種類のカメラを搭載しました。「35mmカメラ」「パノラマカメラ」「フライトカメラ」です。
「35mmカメラ」は平面フィルムに画像を写します。普通のカメラと同じように広角側では画面が歪みます。
「パノラマカメラ」は以前のカシバードで使っていた高度角-方位角座標に画像を写します。広角でも歪みのない画像が得られますので展望図には最適です。ただし、機能の一部が使えません。なお、MoVとの連携も復活しました。
「フライトカメラ」はフライトをするときのカメラです。
なお、画角は最大179度まで対応し、バンク(傾き)もできるようになりました。
- フライト機能の充実
フライト機能を充実しました。松川さんご要望の時刻の記録通りの再生や、地形の粗さの設定などが可能です。
なお、Ver4.1 でDirectDrawに対応する予定です。3DについてはOpenGLかDirect3Dか迷っています。
- バグの修正
β版では多くのバグがありました(..)。
まんぞくさんのご指摘でわかった画角の異常もその1つです。β版の画角計算部分にバグがあり、実際とはかなり異なった画角になっていました(..)。
カシミールNEXTβ->Rの変更箇所17,Apr.1997.
- カシバードの画角を179度まで設定できるようにした.
- カシバードの画角が実際と大きく違うバグを修正(まんぞくさんのご指摘).
- カシバードにズームレンズで設定機能を追加(多摩の岳夫さんのご要望).
- カシバードの位置情報をタイトルバーに追加.(まんぞくさんのアイディア)
- カシバードの描画をさらに改良.
- カシバードの地名表示に横書きを追加.
- カシバードのテクスチャマッピングにアンチエアリアス機能を装備.
- フライト機能のバグを修正.(松川さんのご指摘)
- ファイル選択ダイアログで以前のディレクトリを記憶.(竹さんのご要望)
- 緯度経度が南緯西経のときに負符号がつかないバグ修正.
- 手前の地形も美しく表示.
- カシバードでバンク(カメラの傾き)の設定を可能にした.
- フライト機能で記録時間通りの再生を可能にした.
- カシバードで雲の種類を選択可能にした.
- カシバードで「遠くを青くかすませる」モードを追加.
- カシバードに3種類のカメラを搭載.35mmカメラ、パノラマカメラ、フライトカメラ.
- カシバードのパノラマカメラでは、従来のカシバード互換の歪みのない画像を撮影可能.
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本ページの画像は国土地理院刊行の数値地図250mメッシュ(標高)を使用して作成しました.