バンプ(波紋)の設定
バンプのタブの説明です。
(A)バンプマッピング
バンプマッピングは、画像の濃淡を地形の凹凸に置き換えます(ディスプレーストマッピングではありません)。カラーの画像の場合は輝度のみ参照します。
なお、バンプマッピングが思ったような効果が出ないときは、全般の[地面の荒さの成分を加える]のチェックをはずしてみてください。(1)生成法
2種類の生成方法を選べます。
[自動生成]の場合はいくつかのパラメータに基づいて、自動的にバンプを生成します。この方法がもっともきれいにできます。
[画像を指定]を選択すると画像ファイルを指定できます。この方法だとあまりきれいなバンプはできません。
ビットマップ画像などを使いたいときは、[画像を指定]を選択します。(2)ライブラリ
プリセットライブラリや、登録したマッピングパターンを呼び出します。
(3)登録
マッピングの設定をライブラリに登録します。
(4)画像の読み込み
生成法で[画像を指定]を選んだときに有効です。外部のビットマップ画像をマッピングの画像として読み込みます。
(5)画像を書き出し
生成法で[画像を指定]を選んだときに有効です。
指定されているマッピング画像をビットマップファイルに書き出します。
この機能は、とくに画像を埋め込んだカシバード設定ファイルから画像を取り出すのに使います。(6)荒さ
生成法で[自動生成]を選んだときに有効です。
荒さを荒くすると凹凸が大きくなります。(7)岩肌
生成法で[自動生成]を選んだときに有効です。
岩肌を緻密にすると火山岩のような岩肌になります。粗面にすると、花崗岩のような岩肌になります。(8)大きさ
生成法で[自動生成]を選んだときに有効です。
バンプの大きさを指定します。(9)大きさ指定/地図上で指定/地図に合わせる
生成法が[自動生成]のときは、大きさを指定、しか選択できません。
大きさを指定をすると、マッピングの大きさを数値で設定できます。この値は相対的なものですので、どの程度の範囲なのかは試行錯誤してください。ムービー作成時には、この数値を少しずつずらせばマッピングを動かせます。(10)繰り返しパターン地図上で指定を選択すると、[地図で指定]のボタンが出ます。これを押すと地図が現れて、その上でマウス操作でマッピングの位置を決められます。この詳細はこちらを参照。
地図に合わせる、を指定すると、マッピング画像の大きさと、地図の大きさを1:1に合わせます。地図がグレースケールなどの小さいもののときに有用です。数値地図などは範囲が大きすぎて、実用上使えません。
タイリングをするかどうかです。マッピングをぽつんと置きたいときはこの設定ははずしてください。
生成法が[自動生成]の場合は選択できません。(11)バンプ強度
バンプの強さを決めます。大きくすると凹凸が激しくなりますが、あまりかけすぎるとかえって不自然な絵になります。10〜100ぐらいが適度です。また、水面などは強度を小さくしてください。
(12)凹凸を反転する
通常、輝度の高いところが出っ張りますが、これをチェックすると、輝度の低いところが出っ張ります。
[目次]