メッシュファイルの作成法
1kmメッシュの数値地図は、「メッシュファイル」という、カシミール専用のファイルに登録して使います。50mメッシュや250mメッシュはここでの作業は不要で、直接読み込めます。
「メッシュファイル」は、カシミールが参照できる形式の「数値地図」だと考えて下さい。この作業は「数値地図」1枚につき1度行えばよく、1度行ってしまえば、「数値地図」の改訂などがない限り2度と行わない作業です。
(1)「数値地図」を用意する《注意》登録しようと思う「数値地図」のFDに含まれるファイルをハードディスクなどの同一ディレクトリにすべて解凍、またはコピーしてください。
「1kmメッシュ」xxxxxx.TEM という名前のファイルで構成されています。
なお、「1kmメッシュ」にはマージという作業ができますが、これを行ったファイルは登録には使えません。ご注意下さい。
(2)登録を行う
『カシミール』を立ち上げます。
[ファイル]ー[新規作成]-[地図メッシュ]を選択します。
ここで、ファイル選択ウインドウが出ますので、登録するメッシュファイルを選んで下さい。新しく作成するので、ディレクトリを正しく選んで、新しいファイル名(通常拡張子は .msh )を入力します。無事に終わると海の上に地名が表示されるはずです。引き続いて[ファイル]ー[数値地図の登録]を選択します。登録する「数値地図」のファイルを1つ選択してください。ここで、選択したファイルと同じディレクトリに同種の「数値地図」がある場合は、一括登録することができます。この場合その旨のメッセージがでますので、「はい」か「いいえ」を選択します。
登録を開始します。数値地図が多いとかなり時間がかかります。
登録が終了すると、数値地図がある部分のみ地形が表示されます。もし北海道の数値地図のみを登録された場合は、北海道だけに地形が表示されますので、スクロールバーを動かして北海道まで移動して下さい。
・日本全国の「数値地図」を登録すると 12Mbytes 程度の大きさのメッシュファイルができます。ディスクの空き領域に注意してください。
・すでに同じ地域の「数値地図」を登録しているときは、書き換えて良いかどうかを尋ねてきます。
・メッシュファイルでは0m以下の土地は海になってしまいます。これはまずい場合は、メッシュファイルを使用しないでください。
[目次]