13.5  カメラの位置の調整

 カメラの位置を決めましょう。
 最初はカメラの位置はどこかの山の頂上になっていると思いますが、少し上空へ移動して見たいときは[対地高度]を変更します。

対地高度の変更

 カメラの場所によっては地面の中に潜ってしまったり、山が目の前だったりして、少し上空へ移動したいときがあります。こんな場合は[対地高度]を変更してください。
 [対地高度]は、カメラのある地点の地面からの高さです。海抜ではありませんので、ご注意ください。
 マウスのホイール(高機能プレビュー時)、コントロールバーの対地高度のスライダーか、[設定]-[位置の設定]の対地高度で設定できます。単位はメートルです。
 絶対的な海抜高は対地高度+地形データの標高になります。海抜を直接指定したい場合は、[設定]-[位置の設定]で、標高の値を直接入れてください。この値+対地高度がカメラの位置になります。
 

 カメラの位置をそっくり変更する方法は次の方法があります。
(1)地図上でコンパスをドラッグする

 地図上のカシバードのコンパスの円の中をドラッグすると、カメラの位置を直接変更できます。高さはその地点の標高データの値になります。

<<ポイント1>>
 地図上でカシバードの位置をドラッグするとき、[CTRL]キーを押しながらドラッグすると、もよりの地形のピークに合わせることができます。カシバードを山頂に合わせたいときに便利です。

<<ポイント2>>
 地図上でカシバードの位置をドラッグするとき、[SHIFT]キーを押しながらドラッグすると、標高を一定にしたまま位置を変えられます。[SHIFT]キーを押さないと、対地高度が一定になります。

(2)右クリックで選択

 同じく地図上でカメラの位置にしたいところで右クリックして「カシバード位置」を選択すると、その位置に移動することができます。
 カシバードの画面内での右クリックでも可能です。(高機能プレビュー使用時)。

<<ポイント1>>
 地図上で右クリックで[カシバード位置]を選択するとき、[CTRL]キーを押しながら選択すると、カシバードをもよりの地形のピークに合わせることができます。カシバードを山頂に合わせたいときに便利です。

<<ポイント2>>
 地図上で右クリックで[カシバード位置]を選択するとき、[SHIFT]キーを押しながら選択すると、標高を一定にしたまま位置を変えられます。[SHIFT]キーを押さないと、対地高度が一定になります。

(3)経緯度で指定する

 [設定]-[位置の設定]で、経緯度と標高でカメラ位置が指定できます。なお、標高+対地高度がカメラの位置になります。

 地名データベースが開かれていれば、そのリストから選択することもできます。
 南緯や西経はマイナスを付けてください。

(4)山名・地名をクリックする

 プレビューまたは撮影後で、表示されている山名・地名にマウスを持っていきフォーカスされた状態で右クリック→[カシバード位置]を選択すると、その山の位置にジャンプできます。
 地名を表示させていないときはできません。

(5)マウスの右ドラッグ

 高機能プレビュー使用時に、カシバードの画面内で右クリックしながらマウスをドラッグすると、その方向にカシバードが動きます。
 


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