Kashmir Station

カシミール3D Ver6.11 アップデート情報
What's New Kashmir 3D

Last updated 02.Feb,2002


 Ver6.10で見つかったいくつかのバグを修正したバージョンです。
 さらに、GPSのデータ表示に魅力的な機能を搭載しました。

 Ver 6.10 の変更点も併せてご覧ください。

  1. [GPS]トラック・ルートの線表示バリエーションを追加.

     従来の単色表示に加えて、データから求めた速度や勾配などといった情報で色分けすることができるようになりました。
     この設定は[表示]-[表示の設定]-[GPS]で行います。単色のときは従来通り各プロパティで設定された色で描きます。
     なお、トラック、ルートのそれぞれに個別に適用できます。また、カシバードでの表示にも反映されます。
    ■線のパターン
    ・速度による色分け

     トラックデータ等から求めた速度によって色分けします。車の軌跡などでは渋滞や信号待ちが一目で把握できます。
    ・勾配による色分け
     トラックデータ等からめた勾配によって色分けします。勾配は%単位です。登山ルートなどでは急登などが把握できます。
    ・標高による色分け
     トラックデータ等の標高値によって色分けします。航空機などでは離着陸時の様子が良く把握できます。
    ・時刻による色分け
     トラックデータ等の時刻によって色分けします。1日のどの時間帯かを表示します。長時間のドライブ軌跡などに有効です。
    ・距離による色分け
     出発地からの距離によって色分けします。
    ■色分け範囲
     色分けをする数値の上限と下限を設定します。この範囲を色分けパターンにあてはめます。
    ■色分けパターン
     色分けに使うグラデーションパターンです。[編集]ボタンで好きなように修正できます。タイトルを変えればいくらでもパターンを増やせます。

  2. メッシュファイルが読めない不具合を修正.

  3. [断面図]情報表示を[地形情報]と[軌跡情報]に分けた.

     [地形情報]は従来と同じく地形のプロフィールに沿った情報です。一方、[軌跡情報]はデータの軌跡や見通し線に沿った情報で、登山であれば実際に歩いた軌跡上の距離などを示します。

  4. [断面図]累積標高の情報を追加した.

     上り(+)、下り(-)での獲得標高の累積値です。

  5. [断面図]MAT地図とそうでない地図で沿面距離が大きく異なる不具合を修正.

     ただし、標高地図の解像度が異なれば沿面距離は異なります。
     また、同じ標高地図を使用した場合でも、MATの場合は重ねた地図の解像度に応じて多少沿面距離が増減します(従来よりは差異は少ない)。これは重ねた地図の解像度でサンプリングするためで、解像度が高いほど、実際の値に近づきます。

  6. [断面図]で所要時間の分表示が60分になる不具合修正.

  7. [断面図]印刷の不具合を修正.

  8. [カシバード]風景設定の[地形]の傾斜角を0度以外にすると落ちるバグ修正.

  9. [カシバード]地名フィルタでウェイポイントアイコンがフィルタリングされるバグを修正.

  10. [カシバード]プレビューのDirectXでのエラー対応.

     DirectXでのデバイス作成に失敗した場合は、HELで試行するようにした。


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本ページの画像は国土地理院刊行の数値地図50mメッシュ(標高)と数値地図25000(地図画像)を使用して作成しました.