What's New Kashmir 3D |
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02.Feb,2002
可視判定に重要な仕様変更があります。
ほかに、バグ修正、断面図関係の改良などがあります。
2点間の見通しの判定をする場合、展望する地点(基準ポイント)付近の地形の影響を避けるため(たとえば蓼科山のような山頂が広いところなど)、基準ポイントに隣り合ったメッシュの判定を無視しています。
従来、この処理は展望される側(判定ポイント)には入れていないため、基準ポイントと判定ポイントを入れ替えると結果が異なることがありました(例:槍ヶ岳−蓼科山)。
しかし、デジタル地図の量子化誤差の影響で、判定ポイント側の地図上のピークがずれることがあり、これが判定に影響を与えることがあります(例:白山−北岳)。
このことを考慮し、このバージョンより判定ポイント側にも、近傍地形の影響を受けないように、隣り合ったメッシュの判定を無視する処理を入れました。
これにより従来では「見えない」とされたケースが「見える」となる場合があります。
なお、この設定は次次項目で解説する設定で切り替えることができます。
この原因は一発判定が、判定ポイント→基準ポイントでトレースしているのに対して、[見える山のリスト][カシバードの山名]は基準ポイント→判定ポイントでトレースしているため、前項目の仕様が原因で判定結果が異なることがあった。
今回より、すべて、基準ポイント→判定ポイントでトレースするように変更した。
[表示]-[計算仕様の設定]にメニューを追加し、[気差を含んだ地球半径の倍数]、前々項目の[近傍地形の影響]の設定を可能にしました。
[気差を含んだ地球半径の倍数]は従来可視マップメニューにあってわかりにくかったのでこちらにも入れました。
「衛星写真の色分け」を使用した例。
地名へのジャンプ。
地名を表示した例。
断面図の設定ダイアログ。