3. スーパー地形データ


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■スーパー地形データ

インストール直後はスーパー地形データが開かれている状態です。
別の地図からあらためて、スーパー地形データを開きたい場合は、右側の[スーパー地形]パネルから[スーパー地形]ボタンを押すだけです。


[スーパー地形データ]には、最も高密の5mメッシュのほかに、10mメッシュ、50mメッシュ、250mメッシュの4種類がセットされており、この順番で粗いデータになります。
[スーパー地形データ]には地形外の情報がありませんので、地名や地物の情報が欲しい場合は次項の地理院地図との組み合わせを利用できます。

これらの切り替えは縮尺の切り替えの要領で、マウスのホイールを動かすか、フリーズームバーを操作する、メニューあるいは右クリックメニューで行えます。
地図の移動は、[検索]バーに地名を入れて検索するか、ジャンプメニューを使用する、地図をドラッグするなどの方法があります。


■旧版

旧版は2015年に公開した、スーパー地形データで、2016年12月に改訂するまで提供していた物です。
地図の取得済み範囲が大きなどの理由で、旧版を使いたい場合に使用してください。

■地理院地図と空中写真

国土地理院が提供する地理院地図・空中写真とスーパー地形データを組み合わたものを使うことができます。
右側の[スーパー地形]パネルから[地理院地図+スーパー地形]または[空中写真+スーパー地形]ボタンを押すと表示できます。


地理院地図または空中写真は国土地理院が提供していますので、私的以外に利用する場合は、地理院地図利用規定を参照ください。
また、予告なく使用できなくなることもあります。

空中写真は撮影年度ごとに選択できます。
ただし、すべての写真が全国カバーされているわけではありません。1974年の撮影のものののみ、全国カバーしています。

写真が無いエリアは「ここの地図はありません」と表示されます。
地理院地図と空中写真については画質調整ができます。
[スーパー地形]パネルから[画質]ボタンを押すと、それぞれの種類ごとに画質調整が可能です。

■地形表現やパレット設定

[スーパー地形]パネルから、スーパー地形や地理院地図、空中写真を開くと、初期設定の地形表現やパレットが強制的に選ばれるようになっています。
これを最後に設定したもので開くように変えたい場合は、[ツール]-[スーパー地形]-[設定]を開いて、[パネルから地図を開くときに「スーパー地形セット」用の表示設定に強制的に切り替える]のチェックを外してください。




■地理院地図と空中写真への組み込みと解除

初期状態では、地理院地図と空中写真に、「スーパー地形データ」を組み込んでいますが、解除したい、あるいは解除したものを再度組み込みたい、場合は[ツール]-[スーパー地形]-[他の地図への組み込み・解除][組み込み][解除]のボタンを押してください。




組み込み、解除完了後は[スーパー地形]パネルから、[地理院地図][空中写真]のボタンを押して開きなおしてください。

なお、単に背景の地形表示を消したい場合は、次ページで説明している[標高データ合成表示]のチェックを外すだけでできます。



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