16.1  リンクの仕方

 リンクの仕方はきわめて簡単です。
 カシミールの地図の上にリンクしたいアイコンをドロップするだけです。

(1)リンクするファイルを準備

 画像かなにか、適当なファイルを用意してください。一度リンクを設定した後で、リンク先のファイルを移動するとリンクが切れてしまいますので、画像の置き場所は常時置いておけるところにしましょう。

(2)LMLファイルを開く

 カシミールを立ち上げます。
 [ファイル]-[新規作成] -[リンクファイル]を選んで、新しいファイル名を付けます。たとえばYMAP.LML とします。データベースは一枚の新しい地図と考えて下さい。この地図の上に自分のリンクを付け加えて、オリジナルの地図に仕上げます。データファイルを変えれば、地図も変えることが可能です。用途に応じてデータファイルを作るのが良いでしょう。

 タイトルも付けておいてください。

(3)リンク

 エクスプローラを立ち上げて、リンクしたい画像のファイルを見つけます。
 そして、そのファイルをマウスでドラッグして、カシミールのウインドウの上でドロップしてみてください。

(4)張り付け

 さて、カシミールにもどってください、何か変! そうです、マウスが四角いものになっていますね。これがさっきの画像です。
 地図をスクロールさせて、画像を張り付けたい場所でクリックすれば、登録完了です。場所はどこでも構いません。富士山の頂上でも・・。画像の撮影場所がわかっていればそこがいいですね。

 張り付けが終わると小さなアイコンが現れましたね。
 


リンクデータを使う

 さて、今リンクした画像をさっそく見てみましょう。

(1)マウスでクリック

 マウスをさっきの小さなアイコンの上に移動して、タイトルがポップアップ表示されるようにします。ここで、すかさずクリック!

(2)画像が出ましたか

 画像が表示できたでしょうか? 

(3)名前の変更

 アイコンの上で右クリックすると、いろいろなメニューが出ます。ここで[プロパティ]というメニューを選択するとプロパティウインドウが出ましたね。プロパティはこのリンクについての情報を書き換えたり、参照したりできるものです。これから何かとお世話になるダイアログです。
 さて、プロパティにはいろいろな情報がありますが、とりあえず、「データの名前」だけ書き換えておきましょうか? データの名前のボックスをクリックして、その画像のタイトルを入力して下さい。ここでOKを押します。

 
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