カシミール3D Ver7.20

バージョンアップ情報


Last updated 02.Feb,2002

●地図画像の地図要素の色を変更できるようにした。

従来は後からの色の変更はできなかった。

 地図画像を使用した場合に、等高線や地名などの配色を変更できるようになりました。

 ただし、『地図画像プラグイン Ver2.0a12』以降を使用して地図画像から地図を作製した場合のみ有効です。

 過去のバージョンで作成済みの地図には適用できませんのでご注意ください。(山旅倶楽部の地図も対象外です)

 配色の変更は、[表示]-[パレットの設定]の[地図画像パレット]タブで行うことができます。

[表示]-[パレット設定]で変更可能。

地図要素毎に任意の色に変更可能。

 

●地図画像の地図要素ごとに表示/非表示ができるようにした。

 地図画像を使用した場合に、等高線や地名などの地図要素ごとに、表示するか表示しないかを変更できるようになりました。
 なお、地名などの下に隠れている等高線などは表示できません。このような用途では、従来のように『地図画像プラグイン』であらかじめ要素毎に表示するかどうかを決めておく必要があります。

地図要素の一部のみを選択して表示することも可能。
ただし、文字の下の等高線などは表示できない。

[表示]-[表示の設定]の[地図画像]タブで変更可能

 ただし、『地図画像プラグイン Ver2.0a12』以降を使用して地図画像から地図を作製した場合のみ有効です。過去のバージョンで作成済みの地図には適用できません。(山旅倶楽部の地図も対象外です)

 表示の変更は、[表示]-[表示の設定]の[地図画像]タブで行うことができます。

●[最近使ったファイル]のメニューを追加した。

地図以外の最近使ったファイルも表示できる。

 [ファイル]メニューに[最近使ったファイル]メニューを追加し、地図以外のファイルについても履歴から選択できるようにした。

●[カシバード]地図画像の要素抜き出しがより綺麗にできるようになった。

従来のカシバード画像
文字のエッジや等高線のエッジが汚い。

このバージョンのカシバード画像
文字のエッジや等高線の抜けが良くなった。

 『地図画像プラグイン Ver2.0a12』以降を使用して地図画像を使用した場合に、従来より綺麗に抜き出すことが可能になりました。

●[カシバード]マッピングをMATの上位にマッピングできるようにした。

 従来外部ファイルでマッピングを指定した場合は、MAT地図では地図画像の下位にマッピングされていましたが、地図画像の上にマッピングできるようになりました。
 [マッピング]の設定で、[テクスチャをMAT地図の下に貼り付ける]のチェックをはずしてください。

テクスチャの上下関係を変えられる。

●[LML]Exif情報の表示と書き換えに対応。

 デジカメなどで撮影したJPEG画像に埋め込まれているExif情報を表示し、また一部を書き換えることができます。とくにGPS関連の位置情報などに対応しています。
 該当する画像をカシミールにドロップし、作成されたアイコンを右クリックしてプロパティを表示させると、[Exif情報]のタブができて中身を操作することができます。

<主な機能>

  • Exif情報の表示と一部の書き換えができます。

    Exif情報がある場合のリンクアイコンのプロパティ。
    Exif情報には、画像のタイトルやコメント、日時の他、位置情報や
    撮影時のカメラ情報などが含まれている。


  • 他の画像のExif情報をコピーできます。
  • Exif情報をクリップボードにコピーできます。
  • カシミール上でアイコンを移動し、アイコン位置の位置情報を書き込むことができます。
  • 位置情報の入った画像をドロップするとその位置にアイコンが貼り付きます。

    Exif情報があるアイコンにマウスを近づけると、
    日付やコメントの一部が表示される。


  • GPSデータの日時と照合して画像の”撮影場所”を推定します。

    E撮影時のGPSトラックデータがあれば、
    デジカメ画像の時刻とGPSトラックを照合して、撮影位置を割り出すことができます。


●[地図画像プラグイン]後から地図要素ごとに色の変更や表示のON/OFFを可能にできるようにした。

  このバージョンでCD-ROM等から読み込んだ地図画像は、あとから地図要素ごとに色の変更や表示のON/OFFができるようになります。

■その他

  • 地図のスクロールをなめらかに快適にした。
  • ステータスバーに使用中のLMLファイル,湖ファイルも表示するようにした。
  • GPSルートや登山道等の作成時にデータの長さを無制限に作れるようにした。(従来は 1024ポイントまでの制限がありました。)
  • 地図の縦横比補[カシバード]地図を切り替えたときに高度が上昇するバグ修正。
  • GPSデータや地名、リンクなどをコピーした際にテキストもクリップボードに送るようにした。(CSV形式で送ります。)
  • ?メニューを[ヘルプ]メニューに名称変更した。
  • ライセンス設定メニューを新設しました。([ヘルプ]-[ライセンス設定]にライセンス関係をまとめました。)

  • [GPS]ルート作成時に「GPSでの名前」も自動入力するようにした。(ルートや登山道の作成時に、既存のウェイポイントに「GPSでの名前」があれば、それを使うようにした。)
  • [GPS]GARMIN eTrex系でルートの名前を13文字まで入力できるようにした。
  • [GPS]アップロード/ダウンロードリストで保存していない場合に警告を出すようにした。
  • [GPS]GARMIN eTrex系で複数のルートがアップロードができない不具合修正。
  • [GPS]GARMIN GPS76系 でウェイポイントの名前がおかしい不具合を修正。

  • [LML]ファイルを開いていなくてもアイコンのドロップができるようにした。
  • [LML]リンクアイコン一覧リストのウインドウ位置を記憶するようにした。
  • [LML]アイコン一覧での複数選択によりアイコンと測地系の一括変更可能に。(プロパティ表示でアイコン等を一括変更できるようにした。)
  • [LML]アイコンのカット、コピー、ペーストが可能になった。(地名やGPSデータとのカット、コピー、ペーストが可能です。)

  • [オンライン]異常のある地図を検知するアルゴリズムを修正。
  • [オンライン]保存容量を地図セット毎に変えられるようにした。

  • その他、細かいバグ修正。

地図画像 プラグイン Ver 2.0a9->2.0a10

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本ページの画像は国土地理院刊行の数値地図50mメッシュ及び数値地図25000(地図画像)を使用して作成しました.