ダイヤモンド富士の日時と場所の求め方

カシミールを利用してダイアモンド富士の日時を求める方法です.
ここで紹介する方法以外にもあると思いますので、工夫してみてください。
なおパール富士についても同様な方法で日時を得られます。
ただし、ver8.8.0以降のカシミールでないと月は表示できません。

Ver9.0.4より前のカシミールでは太陽や月の位置の計算誤差が大きいので、Ver9.0.4以降にアップデートしてください!

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Last updated 18.Oct,2016


■iPhone/iPad用アプリ『スーパー地形』でもダイヤモンド富士がわかります

『スーパー地形』ではパノラマ展望図を地図上のどこからでも作成できます。
太陽と月の位置も描画できますので、現地でダイヤモンド富士の時間を確認できます。
現時点でiOS版のみです。Android版はまだありません。
 


 


 

カシミール3Dで見つける

■場所を指定して日時を求める場合(遠望のとき)

■日時を指定して場所を求める場合(近傍のとき)



場所を指定して日時を求める場合(遠望のとき)

 見たい場所があって、そこからいつダイアモンド富士になるか知りたい場合の方法です。
 また、とくに遠方(富士山から100km以上離れた場所)からのダイアモンド富士の場合も、この方法をお使いください。
 なお、パール富士については、太陽の代わりに月を使うだけの違いです。ただし、月が山頂にかかるのは太陽よりも頻度は少ないので場所も限定されてきます。
 
 
■眺める場所を選ぶ

ダイアモンド富士を見たい場所を、「カシミール3D」の地図上から選んでください。

使う地図は標高データの入ったものが必要です。
カシミールの解説本シリーズ(富士山が入っているのは入門編)や、山旅倶楽部日本高密メッシュ標高データなどです。
電子国土(ウォッちず)単独では標高データはありませんので、日本高密メッシュ標高データなどを「重ね合わせ」て使用してください。(高密メッシュのマニュアルに記載)

カシミールを立ち上げて、ダイアモンド富士を見たい場所の地図を表示します。

ここで、見たい場所の上で右クリック→[カシバード起動]でカシバードを起動しましょう。

■目標を合わせる

 カシバードの目標を富士山に合わせます。

カシバードの[目標]ボタンを押してください。

カメラの目標が出たら、検索に「富士山」を入れて[検索]を押します。

富士山が下のリストに出ますので、これを選択して、[OK]を押します。

■レンズを選ぶ

 富士山を見やすく捉えるために、適切なレンズを選びます。
 富士山の近くならば広角でも良いですが、東京など、かなり離れたところからは望遠レンズを使いましょう。

カシバードのレンズのマークのボタンを押してください。

レンズのリストが出たら、適切な長さのレンズを選びます。ここでは横浜からなので、200mmのレンズを選んでみました。

選択したら[OK]を押します。

■風景設定を選ぶ

 カシバードでは季節感などを表現するために各種の風景設定があります。
 ダイアモンド富士の確認だけならば、これらの細かい描写は邪魔ですので、シンプルな風景設定を選びます。

カシバードの<デフォルト風景>などの文字の書かれたボタンを押してください。

風景のリストが出たら、シンプルな[標高塗り分け・スムーズ]を選びます。ほかにも(高速)のマークの付いた物であればOKです。

選択したら[OK]を押します。

■撮影する

 富士山までの距離が近い場合はここでの撮影を行わなくても、富士山の形が分かるときがあります。
 その場合は、ここでの「撮影」は必要ありません。
 富士山までの距離が遠いときは「撮影」して、富士山の絵を描いてください。

[対地高度]を1〜2mに設定します。
ビルの屋上などの場合は、そのビルの高さを入れてください。

カシバードの[撮影]ボタンを押してください。

撮影が終わると、富士山が見えるはずです。

富士山が見えなければ、場所を移動して、富士山のよく見えるところに移りましょう。

■太陽の位置を見つける

 最後に太陽がちょうどダイアモンドになる日時を探します。

カシバードの[太陽]ボタンを押してください。

太陽/月/惑星の制御パネルが出ますので、富士山に太陽が現れるように、日時を調整してください。
だいたいは、日の出と日の入近くですので、[日の出詳細]や[日の入詳細]を選択して、日付をずらしていくと、早いです。

[カメラを太陽に向ける]を押すと、太陽の位置が分かります。

注意:「対地高度」は必ず1mか2m位になっていることを確認してください。ビルの屋上などでは、地面からの高さを設定してください。これがずれると時間もずれます!!


日時を指定して場所を求める場合(近傍のとき)

 日時をだいたい指定して、そのときにどこでダイヤモンド富士になるか知りたい場合の方法です。
 富士山の近くからのダイヤモンド富士を探す場合に有効です。遠方の場合は前項の方法を使ってください。
 なお、パール富士については、太陽の代わりに月を使うだけの違いです。ただし、月が山頂にかかるのは太陽よりも頻度は少ないです。
 
 
■だいたいの場所を決める

 ダイアモンド富士を見たいだいたいの場所を、「カシミール3D」の地図上から選んでください。
 日の出の時刻なら富士山の西側、日の入りの時刻なら富士山の東側です。
 
使う地図は標高データの入ったものが必要です。
カシミールの解説本シリーズ(富士山が入っているのは入門編)や、山旅倶楽部日本高密メッシュ標高データなどです。
電子国土(ウォッちず)単独では標高データはありませんので、日本高密メッシュ標高データなどを「重ね合わせ」て使用してください。(高密メッシュのマニュアルに記載)

カシミールを立ち上げて、ダイアモンド富士を見たいだいたいの場所の地図を表示します。

ここで、適当なところで右クリック→[カシバード起動]でカシバードを起動しましょう。

■目標を合わせる

 カシバードの目標を富士山に合わせます。

カシバードの[目標]ボタンを押してください。

「目標を固定する」にチェックをつけます。

検索に「富士山」を入れて[検索]を押します。

富士山(剣ヶ峰もしくは白山岳)が下のリストに出ますので、これを選択して、[OK]を押します。

■レンズを選ぶ

 富士山を見やすく捉えるために、適切なレンズを選びます。
 富士山の近くなので広角レンズにします。

カシバードのレンズのマークのボタンを押してください。

レンズのリストが出たら、適切な長さのレンズを選びます。ここでは28mmのレンズを選んでみました。

選択したら[OK]を押します。

■富士山が視界に入る

 富士山が視界に入ることを確認します。

富士山が見えない場合は次のことを確認してください。

・「対地高度」を変えてみる。10mくらいにする。

・前々項の設定で「目標を固定する」にチェックが入っていることを確認する。

・画面を上下にドラッグして仰角を変えてみる。

・富士山まで距離がある場合は、表示できないことがあります。このときは都度「撮影」を行うか、■場所を指定して日時を求める場合(遠望のとき)の方法を使用してください。

■日時を設定する

 求めたい日時を決めます。

カシバードの「太陽/月」のボタンを押してください。

太陽/月/惑星の制御パネルが出ますので、日時を決めます。

だいたいは日の出か日の入り近くですので、[日の出詳細]か[日の入り詳細]を選択すると早いです。

また、[輪郭のみ描く]にチェックをつけておいたほうが見やすいです。

設定したら[軌跡を描いたままOK]を押します。

カシバードの画面上で「S」と書かれた赤い円が太陽です。

■地図上でカシバードの位置をずらしながら位置を見極める

 地図上でカシバードの位置をずらしながらダイヤモンド富士になる場所を探します。

地図上の紫の扇形のアイコンがカシバードの位置です。

円の内側をマウスでドラッグしながら動かすと、カシバードの位置を変えられますので、カシバードの画面を見ながらダイヤモンド富士になる位置を探します。

■最終調整する

 設定を追い込みます。

対地高度を目の高さの1〜2m位にします。

カシバードの対地高度が合っていないと、時間や場所にズレが出ます。
ミスしやすいポイントです。十分ご注意ください!!


1〜2mに合わせて、様子を見て、必要であれば、前項の日時調整をしたり、場所が道路上になければ、観測に都合のよいところに移動するなど、試行錯誤を繰り返してください。

■撮影して確認

 正確な画像は「撮影」を行うと確認できます。

[撮影]ボタンを押して撮影を行うと、正確な計算に基づいた描画ができます。

太陽の位置と山頂にズレがなければその位置で確定です。

より正確にみるにはレンズを長いものに変えたほうがよいでしょう。

ズレがあるようであれば、位置調整を繰り返してください。

なお、富士山が表示されないような場合は、[撮影距離]が短すぎることがあります。この場合は、富士山までの距離くらいに設定してください。長すぎると描画に時間がかかりますのでご注意。


注意:この状態ではカシバードは常に富士山を向いています。使用後は「目標」ボタンを押して、必ず[目標を固定する]のチェックをはずしてください!!
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第241号)

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