デジカメ画像を撮影した位置を自動的に推定することができます。 ただし、それには撮影時に記録していたGPSのトラックデータがある必要があります。トラックデータに記録された日時とデジカメ画像に記録されている日時を比較し、一致するところが撮影場所と推定するしくみです。 まず、GPSのトラックデータを用意してカシミールに読み込ませてください。データの名前などはとくに関係ありません。地図上に表示されていなくてもOKです。 次に、推定したいデジカメ画像または画像ファイルをブラウザから選択して下さい。もちろん一覧表示で選択してもかまいません。複数個選択できます。 デジカメ画像の場合は、Exif情報に記録された日時を使用して推定しますが、それ以外の画像ファイルを指定した場合はファイルの更新日時を使用します。 次にブラウザの?ボタン、または右クリックから[撮影位置を推定する]のメニューを選びます。 すると、推定を開始し推定できた画像のファイル数を報告し、推定できたものは地図上に画像のアイコンを表示します。 なお、この段階ではデジカメ画像に位置情報は書き込まれていません。フォルダを変更したり、カシミールを終了すると、推定結果は失われますので、位置情報を書き込みたいときは、書き込む画像を選択して?ボタンをクリックするか、右クリックから[アイコンの位置を書き込む]メニューを選びます。 推定がうまくいかない原因として、デジカメの日時とGPSの日時に差がある場合です。GPSの場合は原理上日時が狂うことはありませんが、デジカメの方は狂う可能性があります。このようなときは、デジカメとGPSの時刻の差を設定することで、補正することができます。 設定は、[ツール]−[デジカメプラグイン]−[設定]で行うことができます。設定後にいまいちど推定を行ってください。 |
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